クルール「明日着る服」に偽りなし①サックワンピース
さいきん、ほしい服がない。
ならば作ろうじゃないか、と
クルールさんの「明日着る服」を立ち読み。
どれも素敵で作ってみたいと思ったものの、
服を作っても、手作り感やだぼっとした感じがいやで着なかったよなぁ
という罪悪感やら
モデルさんが着てプロが撮ってるから・素敵生地(高い・縫いにくい)だから素敵にみえてるけど実際着れるものが作れるのかしら
という邪推やらがモヤモヤして踏み出せなかったのだけど、「絶妙で既製服のように素敵に仕上がる」との声を信じて買ってみた。
一着目はサックワンピース。(参考までに、身長160cm・7号・着丈は3cm+)
カーディガンを重ねたり、タートルネックを着たりと
着回し力も抜群で、オフィスに週2くらい着て行っている。うれしい。
後ろのあきに別珍のリボンをつけてみた。
シンプルだからこそアレンジがきくのもたのしい。
素人のわたし(玉結びができない)でも
なんとか作れて、
まさに「明日着る服」になって感激したけど
生地選びがむずかしい、のかも。
今回ヘリンボーンストレッチという布を買ったら、
伸びるわ重くてずりおちるわ、縫うのは大変。
でも、ストレッチがきいているからこそ
「前後ろ見返しのみ・ダーツなし」のパターンなのに
体にフィットして、
フレンチスリーブがやわらかく落ちていいかんじ。
着心地もすごくよい。
これがデニムやコットンだったら縫いやすいけど
着た時にぱりっとなりすぎるかもな。
縫いやすさと、着たときの感じのバランス、大事。
ほかの布でも作ってみたいな。
作る喜びと、着る喜びがどちらもあるのは、
実はすごーくむずかしいことだからこそ、
クルールさんの型紙、ほんとうにすごい。
まだほかにも作りたいのがたくさんある、というのがまたすばらしい、なぁ。