ポトフとグリム
立冬なので、ポトフ作った。
ポトフ作るたびに思い出すグリム童話。
ねずみと、小鳥と、ソーセージがいっしょに暮らしていて、ソーセージの役割は料理。
スープをつくって、さいごに自分が飛び込んで鍋をぐるぐる回って
じぶんの脂(ファット)と塩気をとかしてできあがり、というもの。
(その後小鳥が不平を言って役割を交代し、ねずみがソーセージの真似をしてスープを作ったら死んでしまう←そりゃそうだ)
とてもおそろしいお話だったので
おなべにソーセージ投げ込むたびに考えてしまいます。
余談。
今日、「ポトフ(pot-au-feu)つくるよー」ってカナダ人の友だちメールしたら
Pot-au-feu c'est un nabe? Je suis jaloux(ポトフって鍋ってこと?うらやまー)
って言われた。たぶん彼は寄せ鍋想像してるけど、ちゃうちゃう (ヾノ´・ω・`)
でも、ポトフ=火にかけた鍋、だから間違いではないかw
誤解とくため画像送ったら、フランスの料理だね、食べたことないって。
要するに洋風煮込みだからどこでもあると思うんだけどなー。
ややこしや。
とにかく、日本だとポトフ=具がやたらでかい洋風煮込み
って理解なんじゃないかな、と思った立冬の日。